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Hitachi

IちゃんとPパパの会話が続きます。

イラスト

Iちゃん

パパ、今日はややこしい質問なの。いいかな?

Pパパ

いいとも、何でもOKと言ってあるじゃないか!

Iちゃん

私がIPに詳しいと思っている友達がね、自分の会社のボタン電話にIP電話をつなぎたいんですって。
「その時の方法やら注意事項を教えて!」っていうのよ。
即答できなかったから、「そうね、分かりやすく整理してくるね」って、「時間稼ぎ」をしている状態なの。

Pパパ

そうか、そうか。可愛い娘に恥はかかせられないから、分かり易く教えて上げよう。
ボタン電話は、ビジネスホンともよばれるが、それはともかく、答えを簡単に言えば、その方法は3つある。それを図に書いて上げよう。

(図)ボタン電話のIP電話サービス対応法
概要図

つまり、加入電話とIP電話を両方収容することになる*1が、IP電話でADSLを使うか、光(Bフレッツなど)を使うかによって、少し形が変わるね。

Iちゃん

そんな説明だけでは、理解できないわ。
もっと、詳しく教えて!

Pパパ

では、図を見ながら聞いて欲しいが

  • 図のボタン電話主装置に、インターフェースが2種類必要になる。
    1つは外線インターフェース(アナログかデジタル=INS)で、これは既設に実装されているものを使えばいい。
    もう1つはIP電話インターフェースで、これはそのメーカーのその機種専用のものを実装(増設)する必要がある。
  • もっとも古いボタン電話では、対応不可のものもあるから「事前調査」が必要だね。
  • ブロードバンド回線(ADSLや光)で、IP電話とインターネットなどのデータ通信を共用する場合には、ルータが必要になる。
    (最近の機種なら主装置に内蔵できるものもあるが、これも「事前調査」が必要だね。)

Iちゃん

少し分かったわ。
でも、前回ADSLでも光でも「IP電話には接続できない電話番号がある」って理解しているけど、この場合はどうなるのかしら?

Pパパ

いい質問だ。
いままでの勉強が無駄ではなかったね。流石は我が娘だ!(笑い)
IP電話では、発信できない相手(“1XX”や“0120”'フリーダイヤル、ダイヤルQ2等)があるが、そのときは「主装置に“IP電話/一般回線自動選択発信機能”」があって、問題を解決してくれるんだよ。
しかし、これも「事前確認」が必要だね。

Iちゃん

あらーっ!よく分かったけど、IP電話会社はどこでもいいの?

Pパパ

そうだよ。KDDIでもNTTコムでもフュージョンでもね。

Iちゃん

イラスト

そうかぁ!少し難しいし「事前確認」や「事前調査」が必要で、面倒なことになってきたわね。でも、復習して、よく注意して上げることにするわ。

Pパパ

そうだね、使っているボタン電話が古いものだと、機種変更まで必要になってくるからね。
うまく説明できたか、次回、報告してくれ給え。

Iちゃん

わかったわ。ありがとう。

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