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Hitachi

基本的な考え方

❝満足と感動❞をもたらす品質を追求

日立システムズフィールドサービスは、全国をカバーする広域ネットワークのもと、コンサルティングからSI、工事も含めたシステム運用や監視・保守など、ITライフサイクルのすべてにわたる製品・サービスをワンストップで提供しています。そのため、取り扱う製品・サービスも幅広く、それらすべてに関して信頼性や正確性はもとより、お客さまに満足いただける品質を追求していく必要があります。

そこで当社は、過去から蓄積したノウハウや先進的な技術力、人財力、また「基本と正道」にのっとった法令順守活動をベースに品質保証の仕組みを構築して継続的に改善するとともに、ナレッジの共有も推進しています。こうした取り組みを通じて、お客さまに満足と感動をもたらす製品・サービスをグループ一丸となって創造していきます。

品質管理システム

国際規格の取得による品質の確保

当社は、下記の国際規格を取得することで、グローバルに通用する品質を確保しています。

  • 品質規格ISO9001(1995年取得)
  • 環境規格ISO14001(1995年取得)

高品質をつくり込むため「品質確保フェーズゲート」を設置

当社は、お客さまに満足いただける高品質なITサービスを提供するため、大きく3つの品質保証活動を推進しています。

1つ目は、設計・運用部署が自社の規格に沿って品質を確保し、お客さまからの「引き合い」から「稼働後」までのプロセスで「品質をつくり込む活動」です。2つ目が、専門組織である品質保証本部も参画して、開発から運用における「プロセスの妥当性を検証する活動」です。3つ目が、2008年度から設けている「品質確保フェーズゲート」です。

これは、各プロセスで7〜8割作業が進んだ時点で、チェックリストを基にしながら「進捗」と「実施すべき作業の漏れ」の有無を確認するものです。高品質を確保するために上流工程でやるべきことを先送りしないというルールを定着するだけではなく、現場での自立的かつタイムリーな改善を促しています。

このほかにも、品質保証活動の徹底と効率化に向けて、障害対応支援、品質保証技術・ツールの開発、システムの設計や検査の強化、定期点検の継続、ライフサイクルを通した品質確保策の推進などに取り組んでいます。

品質保証の流れ

品質保証の流れ

品質向上の取り組み

24年度 品質保証本部の活動方針

当社では、年度当初に「品質保証本部」にて品質向上に向けた活動方針を定め、イントラネットなどを通じて全社への周知徹底を図っています。

【S>>Q>D>Cの順守と安心・安全かつ品質の高いサービス提供に向けた品質向上活動強化】

  1. 基本と正道に則り、確実作業で信頼と安心・安全の実現【重要事故「ゼロ」】
  2. 品質コンプライアンス順守と品質確保に向けた基盤強化
  3. 同種事故撲滅へ向けた再発防止プロセスの強化

重要事故の撲滅

当社では、お客さま業務への影響度が高く、その発生要因が深刻で、社会的な影響が極めて大きい事故を「重要事故」と位置付け、対策を講じています。
万が一重要事故が発生した場合は、お客さま業務への影響を最小限にすることと併せ、一刻も早く事故を収束させるために、関係部署が一丸となり復旧活動に対応します。また、事故撲滅を目的とした定期的な全社活動を実施しています。

高品質なサービス提供に向けた技術者教育

当社では技能開発訓練センターを設け、サービスに即した技術教育・実践的な訓練・資格取得支援など高品質なサービス提供に向けた技術者教育を実施しています。

「日立の落穂精神」の実践

「落穂の精神」とは、日立製作所が創業当時から大事にしてきたもので、「進んで自分の身を責め、自分の中に反省を見出すこと」を意味します。
当社も、高品質な製品・サービスをお客さまに提供するために、他人を非難するのではなく、お客さま視点で謙虚に自分が反省するという姿勢で業務に取り組む、という考えを重視しています。

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