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IちゃんとPパパの会話が続きます。

イラスト

Iちゃん

パパ、今日はどうしたの?
パパの方から「重要な話」があるから、二人揃って来なさい!と言われたので、ビックリしたわ。私たちの交際についての話なの?

Pパパ

はっはっは。そんな無粋な話じゃないよ。
実はね、小野田君の会社(デーラー)にとっても、ユーザーにとっても、そして関係キャリアのソフトバンクにとっても、全部にメリットがある「新商材」が生まれたんだよ。

小野田君

えっ、それって何のことですか?

Pパパ

君の会社にも、ITCA(情報通信設備協会)から、説明されていると思うんだが「既設(新設でも可)のボタン電話やPBXに、外線の一部を「おとくライン」にして、社員の携帯電話がソフトバンクのものであれば(違っていれば買い換える)、通話料が激減するシステム」で、「デーラーにはインセンティブ」が、5年間にわたって毎月支払われるというものなんだよ。

小野田君

それは、すごいですね。
でも、全く意味がわかりません。

Pパパ

はっはっは。
これだけの説明で分かる人はいないよ。
じっくり説明してあげるから、よく聞いて「商談」に役立てることだ。
結論を急ぐ訳ではないが、三者のメリットを図1に示したから、見てくれ給え。
「大岡越前の三方一両損」の反対で「三方メチャメチャおとく」ってわけだ。

Iちゃん

パパ、駄洒落を言ってる場合じゃないわ。
どんな仕掛けか、詳しく話して頂戴!

Pパパ

いやいや、ごめんごめん。
そのしかけは、図2のようになるね。

図1 この商材のメリット
この商材のメリット概要図

小野田君

ははー。
つまり、ユーザーはNTT外線の一部(例えば10回線のうち3回線程度を「おとくライン」にして、社員の携帯電話をソフトバンクにすれば、携帯−携帯は勿論、内線の固定電話から携帯にかけても「通話料がタダ」になるシステムってことですね。

Pパパ

そうだ。
それを、図2に示した。
この図は、NTT外線が10回線の顧客が、そのうちの3回線を「おとくライン」に変更して、社員の携帯電話機をソフトバンクのものにした事例だ。

小野田君

内線電話(固定電話外線)から、携帯電話に発信したときの料金が「タダ」になるなんて、すごい「コストメリット」ですね。

Pパパ

そのとおり。
飲み込みが早いね。
やはり、小野田君はIちゃんより頭がいいね。(笑)

図2 システムイメージ
システムイメージ概要図

Iちゃん

あら、私だってそのくらい分かったわよ。
でも、小野田君の会社はどうすればいいの?
ビジネスモデルというか、商流を教えてくれない?

Pパパ

ほほう、切り替えしてきたな。(笑)
では、図3をみてくれないか。

Iちゃん

MVNOって何のことだっけ?

Pパパ

仕方の無い娘だね。通信の世界では常識だよ。(注1)

Iちゃん

分かったわ。後でネットで調べますから。

小野田君

つまり、私の会社は「ITCA会員」ですから、「V2S」と取引をすればいいんですね。

Pパパ

そうだね。
でも、その前に「保証金」が必要だから「ITCA」(またはV2S)の説明書をよく読んでから、対応を検討することだ。
しかし、私は「このビジネスには絶対参画すべき」だと思うがね。

図3 ビジネスモデル
ビジネスモデル概要図

<補足>

  1. ITCA会員の共同出資により通信事業会社(MVNO)を設立。
    →会員は50万〜500万円出資!
  2. ソフトバンク社の通信メニューを仕入れて、独自の固定・携帯にまたがるFMCサービスを構築。
  3. V2Sは、ITCA会員を通じて、FMCサービスを販売。
  4. 獲得顧客数に応じてITCA会員にはランニングでインセンティブが供与される。
    収益を会員と事業会社で分け合うことになる。

Pパパ

頭のよくないIちゃんにも分かるように、具体的な「システムのイメージ」や「インセンティブの内容」「会員の条件」など、次回から少しずつ教えてあげることにしよう。(笑)

Iちゃん

「頭が悪い」は余計だわよ。
でも、「ものすごい話」ってことは分かってきたわ。
続きが楽しみです。
よろしくお願いします。

注1
MVNO:Mobile Virtual Network Operator の略。携帯電話などの無線通信インフラを他社から借り受けてサービスを提供している事業者のこと。

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