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Hitachi

I(愛)ちゃんとP(パパ)とO(小野田君)の会話が続きます。

イラスト

Iちゃん

今日は私のリクエストの「ネットバンキングの話」よね。
物凄く興味があるので、よく勉強するわ。

Pパパ

うんうん。
では、早速本題に入るよ。
正確には「インターネットバンキング」というんだが、文字通り「インターネットを使った銀行」ということになる。

Iちゃん

私、利用したいと思っているけど、先ず、最初にどんなメリットがあって、どんなデメリット(注意事項)があるか教えて!

Pパパ

図1 メリット①:明細照会(*1)
図1 メリット①:明細照会(*1)

はいはい。
では、メリットからいこう。
大きく言ってメリットは3つある。
①は、図1だが、「預金の明細照会」で、銀行(ATM)に行かなくて済むことだ。
インターネットバンキングでは、銀行の窓口やATMに行かなくても、自宅や外出先などで、銀行の営業時間を気にすることも無く残高照会などをすることができるんだね。このような便利さから、インターネットバンキングの利用は急速に拡大しているんだよ。

小野田君

これは確かに便利ですね。

Pパパ

図2 メリット②:振込み(*2)
図2 メリット②:振込み(*2)

②番目はね。
図2だが「振込み」だ。
一般に振込みも面倒だよね。
これも①と同じく自宅でパソコンに向かえば、銀行の営業時間外でも大丈夫というわけさ。

Pパパ

図3 メリット③:申し込み(*3)
図3 メリット③:申し込み(*3)

③は「申し込み」だ。
これも全部家でできるから、例えば「定期預金」の申し込みも、「通帳・印鑑・お金」を持ってわざわざ銀行まで行かなくても、できてしまうんだね。

小野田君

定期預金だけでなく他の申し込みもできますか?

Pパパ

うん、銀行によっては

  1. ローンの申し込み
  2. 宝くじの購入
  3. 公共料金口座振込みの申し込み
  4. ペイジー(Pay-easy)
    (税金や公共料金、各種料金などの支払)

などもできるんだよ。

Iちゃん

銀行によっては、って言ったけど、ネットバンキングはどんな銀行で対応しているの?

Pパパ

そうだね、
ネットバンキングは、現在ほとんどの銀行で利用でき、大きく3種類に分けられるね。

  1. 都市銀行、地方銀行、ゆうちょ銀行などのいわゆる銀行
  2. 銀行のネット支店
    (現金の入出金にはATMを使い、取引はネットで行う)。
  3. インターネット専業銀行(ネット銀行)
    1. ジャパンネット銀行(JNB)
    2. ソニー銀行(ソニーバンク)
    3. 楽天銀行(旧:イーバンク銀行(e-Bank))
    4. 住信SBIネット銀行
    5. じぶん銀行
    6. 大和ネクスト銀行

などだね。

小野田君

デメリットや注意事項なども教えてくれませんか。

Pパパ

うんうん。
機器をネットワークに接続する際に、攻撃者からアクセスされる可能性を充分に認識し、適切に機器のセキュリティを設定して利用することが重要なんだが、具体的なデメリットとその対策を説明すると、4項目あるね。

  1. 店舗や通帳が無い不安
    →PCやスマホでインターネットを利用し明細等全て確認できる
  2. セキュリティ不安=不正被害
    →各銀行がセキュリティ確保
  3. ネットバンクの破綻・倒産
    →破綻した場合はペイオフの対象となるので、1000万円とその利息部分は預金保険機構により保護される
  4. 「IDやパスワード忘れ」で取引不可、規定回数アクセスでも取引停止
    →ユーザーIDは初期化、支店名や口座番号記入で新しいパスワード入手。
    (電話で対応してくれる銀行も多い)
    →規定回数オーバーは、一定期間で解除の場合や所要手続き必要の場合がある

小野田君

結構ありますね。

Pパパ

図4 取引不可に要注意
図4 取引不可に要注意

そう。
この中の4項は特に重要だ。
対策としては絶対に他人に知られることのない方法で、IDやパスワードを設定・保存しておくことが大切だね。

Iちゃん

パパ。
私、テレビなんかでネットバンキングの不正取引があって結構被害が出ているように聞いたことがあるんだけど、その点はどうなの?

Pパパ

いい質問だ。
犯罪の手口は2つあってね。
1つは、「スパイウェアやウィルスによる本人認証情報の不正取得」でもう1つは「メールなどを利用したフィッシング詐欺による手口」なんだ。
そして、その被害額(*4)は、表1のように年々大きくなっているんだね。

表1 ネットバンキング犯罪の被害状況(*4)
表1 ネットバンキング犯罪の被害状況
(出典:全国銀行協会の資料(元ネタは警察庁の平成26年中のインターネットネットバンキングに係る不正送金犯の発生状況等について=平成27年2月12日)

最新のデータもある。
NHKのテレビニュース(*5)で報じていたんだが、平成27年度1年間の全国の不正送金被害は、統計を取り始めた平成3年度から最悪の「30億円超」になったというんだよ。

Iちゃん

そうなんだ。
何か対策しないと駄目ね。

Pパパ

うん。
そのテレビ報道では、表2のような対策を始めたと言っていたよ。

表2 ネットバンキングの不正対策実施状況
表2 ネットバンキングの不正対策実施状況

Iちゃん

わぁー、大変ですね。
私は利用したいんですが、どのように対策したらいいのか「防止策」を教えてくれませんか。
今聞いた「ワンタイムパスワード」を使用するだけでいいの?

Pパパ

いいとも。
それ以外もあるから教えて上げよう。
しかし、教授料は高いよ。はっはっは。
防止策を表3に纏めてあるから参考にしてくれ給え。

表3 インターネットバンキングの犯罪防止策
表3 インターネットバンキングの犯罪防止策

出典:全国銀行協会の資料に加筆して作成

Iちゃん

よく分りました。
パパに説明して貰ってからで悪いんだけど、たまたま観たテレビの番組(*6)で解説していたので、録画して勉強してみたの。
パパの表3と重複するけど「私の勉強の成果」を聞いてくれるかなー。

Pパパ

ほほう。いいとも。

Iちゃん

図解で分り易く説明されたので、私も図に書き直してみました。
インターネットバンキングで被害に会うのは、大きく2つあるそうです。
1つは「なりすまし」で、もう1つは「遠隔操作」です。
まず、「なりすまし」は図5なんだけど、犯人が加入者の「パスワード」を騙し取って「成りすます」方法です。
このとき、防御対策の1つに「銀行からの"秘密の質問"」があるそうです。それが図6です。

図5 なりすましの手口
図5 なりすましの手口、図6 防御対策の1つ=秘密の質問

出典:NHKTV番組を参考に作成出典:NHKTV番組を参考に作成

小野田君

そうか、予め利用者(加入者)が登録しておくんだね。
もう1つの手口は?

Iちゃん

図7 遠隔操作の手口
図7 遠隔操作の手口

出典:NHKTV番組を参考に作成

はい。
図7です。遠隔操作ですね。

Pパパ

図6以外にも「防御対策」の説明はあったかね?

Iちゃん

えー。ありました。
でも、パパが説明してくれた表2と同じようなことを分かり易く説明していました。重複するけど次のような内容でした。

  1. ウィルス対策ソフトのインストール
    →金融機関のHPからダウンロードできます(無料)
  2. ワンタイムパスワード=その都度のパスワード
    →銀行から端末無料配布かスマホアプリ
  3. PCのソフトは常に最新にアップデートしておく
  4. ネットに接続したままにしておかない
    →ログアウトか回線切断
  5. 残高を最小限度にしておく

です。

Pパパ

良く注意してテレビを観ていたね。
その対策も守って、ネットバンキングをキチンと利用することだね。

Iちゃん

わかりました。
そこで、また私からお願いがあるんだけど、先日女の子が2年も監禁されて「SOS」を出す時「駅の公衆電話」を使ったってニュースを見たけど「公衆電話は急激に減っている」そうじゃないですか。どうしてなのか。「公衆電話の現状と今後について」教えて欲しいんだけど。

Pパパ

ほほう、タイムリーなテーマだね。
では、これは小野田君の宿題にしよう。よく調べて次回報告してくれないか。

小野田君

分りました。

*1 *2 *3 :三井住友銀行の資料から作成
*4 被害額:被害額とは、犯人が送金処理を行った全ての額。被害額とは、被害額から金融機関が不正送金を阻止した額を差し引いた実質的な被害額。
*5 NHKテレビ報道:朝のニュース(平成28年5月8日、朝6時〜)
*6 NHKTV番組:「くらし解説(ネットバンキング被害)」(平成28年3月16日)

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